特別定額給付金の申請が各自治体ではじまりましたね!
心待ちにしていた方も多いと思いますが、もちろん私もそのうちの一人です。
早速5/9にオンライン申請をしてみたところ、合計15~20分ほどで意外とカンタンにできましたので、申請のやり方・手順や給付金の概要などを解説していきます。
今回5/22に家族全員分30万の入金がありました。わずか13日での振込完了に驚くとともに、自治体の迅速な動きに改めて感謝です。
ただ、申請者側の不備が多く、オンライン申請を断る自治体も出ているようです。
この解説をご覧になって、スムーズな申請~受取に役立ててください。
・特別定額給付金は誰がもらえるの?
・どうやって申請するの?
・申請手順を一から教えて!
など、この記事を読めば特別定額給付金の内容をサクッと理解し、すぐに申請できるように解説していきます。
特別定額給付金とは
「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」として、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うために実施されている事業で、
給付対象者1人につき10万円が支給される施策となります。
誰がもらえるの?
給付対象者は令和2年4月27日において、住民基本台帳に記録されている者となっています。
収入による条件はなく、年金受給世帯であること、失業保険受給世帯であること、生活保護の被保護者であることに関わらず、支給対象となります。
また、住民基本台帳に記録されている外国人の方は、給付対象者となります。
つまり日本に住民票があれば、収入や国籍に関係なく給付対象になるということですね。
給付金を受け取るのは誰?
受給権者(申請した給付金を受け取る人)は、その方の属する世帯の世帯主になります。
これは各所で議論が出ていますが、自治体によってはDV被害など特別の事情があれば、世帯主でなくても受け取れるようにする動きがあります。詳しくは各自治体のHPなどをご確認ください。
申請の方法は?
市区町村から受給権者(世帯主)あてに郵送された申請書類を返送する方式(郵送申請方式)又はマイナポータルからマイナンバーカードを活用して電子申請
する方式(オンライン申請方式)が基本となります。
今回私はマイナンバーカードを発行済みであり、また郵送申請よりも8日ほど早く申請が可能だったのでオンライン申請方式を選びました。
いつからいつまでの間に申請すれば良いの?
具体的な申請の受付開始時期はそれぞれの市区町村において決定されることになります。
各市区町村の開始時期は以下のHPをご参照ください。
ちなみに私の住む東京都練馬区では、オンライン申請が5/7~、郵送申請の発送が5/15~スタートしており、郵送の申請書が到着したのが、5/18でした。
受付期限は各市区町村における郵送申請方式の受付開始日から3か月以内となります。
意外と期限が早くて忘れるとかなり痛いので、私も申請スタートしてすぐに手続きをしました!
オンライン申請に必要なものは?
・マイナンバーカード
・マイナンバーカードに対応しているカードリーダー
・振込先口座の確認画像
・署名用電子証明書暗証番号
オンライン申請は申請時に電子署名にて受け付ける方式ですので、マイナンバーカードは必須となります。
また、申請の途中で振込先口座を確認できる画像のアップロードが必要になります。詳細は後述します。
私はキャッシュカードをスマホで撮ってアップしました。
署名用電子証明書暗証番号は、マイナンバー登録時に設定した大文字のアルファベットと数字の6~16ケタの暗証番号です。
概要のまとめ
まとめ
■いくらもらえるの?
⇒1人につき10万円
■誰がもらえるの?
⇒住民票があれば誰でも
■受け取るのは誰?
⇒その方の属する世帯の世帯主
■申請の方法は?
⇒郵送申請またはマイナンバーカードでのオンライン申請
■申請はいつまで?
⇒郵送申請受付開始日から3か月以内
■オンライン申請に必要なものは?
⇒マイナンバーカード・カードリーダー・振込先口座の確認画像・署名用電子証明書暗証番号
申請手順
それでは実際に申請の手順を画像とともに解説していきます。
STEP01:マイナポータルをインストール
①まずは申請を行うページである、マイナポータルにアクセスし、「ぴったりサービス」に進みます。
②「動作環境チェックはこちら」をクリックし、ご自身の環境を確認します。
③OSの種類やブラウザの種類が対応していれば、「こちら」からマイナポータルAPのインストールへ進みます。
④インストール手順に従い「ダウンロード」よりマイナポータルAPをインストールします。
⑤インストールが完了したらSTEP3に自動チェックが入るので、以下の電子署名確認にチェックを入れます。
これで動作環境を満たすことができたので、サービストップに戻り、手続き画面へ進んでいきます。
STEP02:ぴったりサービスから申請手続き画面へ
①サービストップから申請手続き画面へ進むために、郵便番号を入力し手続き名にチェックをいれて「この条件でさがす」を押下します。
②申請項目である特別定額給付金にチェックを入れ「申請する」を押下します。
③申請方法を確認し、「次へすすむ」を押下します。
④電子署名付与の動作環境確認で下段3つのチェックを入れ、「次へすすむ」を押下します。
次に必要事項を入力していきます。
STEP03:必要事項の入力
①メールアドレスと電話番号を入力します。
②申請者情報を入力します。黒塗り部分はすでにデータが入っている個所ですので入力は不要です。
③申請情報を入力します。ここは先ほどの申請者情報が自動入力されており、そのほかに家族の方がいる場合は追加入力していきます。
私は妻と子の2か所に追記しています。
④申請者情報下部の受取口座情報を入力します。ここは最も間違えてはいけないところなので、何度も確認して記入しましょう。
⑤入力内容の確認をし、問題なければ次へ進みます。
これで入力関係は以上になります。次は添付書類をあげていきます。もうあと2STEPで終了です。
STEP04:添付書類の登録
①振込先口座が確認できる書類を登録します。申請者名義の通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングの画面などの写しや画像などです。いずれも口座番号とカナ氏名が確認できるものが必要となります。
②アップロードができたら、確認・同意事項を一読し次へ進みます。
これで添付書類登録が完了です。次が最後のSTEPです。
STEP05:電子署名の付与
①電子署名を付与していきますので、カッコ内の注意事項を確認し「電子署名を付与する」を押下します。
②マイナンバーカードをカードリーダーにセットして、署名用電子証明書暗証番号(パスワード)を入力します。署名用電子証明書暗証番号は5回間違えるとロックされてしまうので要チェックです。マイナンバー登録時に設定した大文字のアルファベットと数字の6~16ケタの暗証番号です。
③電子署名が付与されると以下の画面になりますので送信ボタンを押下します。
④送信が無事完了すると、以下の完了画面になりますので、念のため控えデータをダウンロードし、終了します。
以上で申請手続きの完了です。
入金完了
上記の通り、5/9に過不足なく申請したところ、申請から13日経った5/22に振込入金がありました。
まとめ
☆日本に住民票があれば誰でも1人当たり10万円
☆オンライン申請にはマイナンバーカードが必要
☆申請は20分ほどで完了
特別定額給付金の概要とオンライン申請について解説してきました。
申請自体は非常にカンタンで、しかも入金までが非常に早かったのでビックリしました。
ただ、申請書の不備や二重申請などで、自治体に負担がかかっていることが多くなっているようです。くれぐれもミスのないようにご確認のうえ、期限が来る前に申請してしまいましょう!